看護師と人格

病院などには、不特定多数の人間が出入りしますし、生まれてから一度も病院を利用した事がない人などはいないと思います。

ですから、病院は性格の良い人悪い人、多様な人種が来る可能性があるのです。

そして、病院側は患者を選ぶ事は出来ません。

個人で経営している飲食店などならば横柄な客などは入店拒否してしまえば良いのですが、病院では、いくら横柄な態度をとる患者だとしても、病気や怪我をしている人間を追い出すわけにはいきません。

そのため、医師や看護師は、時に悟りを開いた僧の様に我慢を強いられる時もあるのです。

病気や怪我の苦痛によって冷静でいられなくなってしまい、横柄な態度をとったり暴れてしまったりする様な患者もいますが、大抵のその様な態度をとる患者は、病気や怪我のせいではなく、元々その様な性格なのです。

もしも、医師や看護師に警察官の様な権力があるのならば、患者も少しは大人しくなるのでしょうが、何故か治療してもらっている立場であるのに大きな態度をとる患者は少なくありません。

酷い場合は、「俺は客だぞ」などと言い出す始末であります。

昨今では、電車内のマナーを強化などと言っておりますが、患者のために日夜頑張っている医師や看護師のために、病院でのマナーなども強化して欲しい物であります。

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看護師と抗がん剤

よくテレビドラマや映画などで、悲劇のヒロインが癌や白血病にかかってしまい、頭髪が無くなってしまうシーンを見た事があるのではないでしょうか。

一般的に勘違いされがちなのが、癌や白血病によって体毛が薄くなってしまうという認識ですが、頭髪が薄くなってしまうのは、病気による症状ではなく、その治療のために行う、放射線治療や抗がん剤治療の副作用であります。

特に、抗がん剤治療は大変厳しい物であり、頭髪が薄くなるだけではなく激しい苦痛を伴う場合があるのですが、行わなければ命を落としてしまう様な状況では贅沢はいっていられません。

しかし、その様な治療を見守らなければならない家族もそうですが、医師や看護師にとっても、治療の副作用によって苦しんでいる患者の姿を見るのは辛いものであります。

さらには、助かるかもわからずに一縷の望みに縋り副作用の強い治療を行っている姿などは、どれだけ見ても慣れるものではありません。

場合によっては、なるべく苦痛を受けずに死を迎え入れようと、抗がん剤などの治療を拒否する患者などもいるのです。

助かる確率が低いのならば、なるべく余生を緩やかに過ごしたいといった希望からですが、この様な場合、医師も看護師も自分たちの力の無さを通関させられるのです。